そうだ京都に行こう

嫁氏との間で年末年始に京都にも行こうという話が出てきているので、個人的に行ってみたい場所を地図に落としてみました。妻氏は何度となく京都に行っているので詳しいのですが、私は京都にちゃんと行ったのは数回程度なので突然「京都のどこに行く?」と問われたときに答えられない恐れがあるので、地図を見ながらいろいろと考えてみたのです。

行ってみたい場所を地図にプロットしてみると、見事に洛中を外しています(笑)。1)かろうじて鴨川デルタが(定義によっては)洛中(でいい?)

行ってみたい場所の内容はこんな感じ

  1. 小倉堤の大和街道
    京都と奈良を結ぶ大和街道、巨椋池が干拓される以前は池の上の土手を通っていたようです。今の地図を見ても半分くらいの区間は道が残っているようなので、当時の雰囲気を味わえるかも。
  2. アズキ火山灰(深草)
    約90万年前に九州の猪牟田カルデラで発生した破局的噴火による火山灰層で、大阪層群という地層に挟まっている。宅地開発等によって大阪層群の露頭は残っていないところが多いのですが、この場所は今でも残っているような雰囲気。
  3. 東海道線の跡
    1921年に東山トンネルが出来るまでの東海道線は名神高速道路に沿うルートで山科盆地を抜けていたのです。
  4. 伏見稲荷
  5. 鴨川デルタ
  6. 琵琶湖疏水とインクライン
  7. 髭茶屋追分
    東海道と奈良街道の追分(実は私、追分フェチなのです)。
    この付近の東海道の北側は山科盆地の中にも関わらず滋賀県で近江国。変なところに県境(国界)が通っているのにも萌えます。
  8. 蝉丸神社と逢坂の関
    京都からすぐなのに「これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関」と歌われるほどの関所。平安時代の人たちから見た「関東」ってどんな世界だったんだろうとか。
  9. 旧逢坂山隧道東口
    こちらも東海道線の跡。古いトンネルとか廃線跡とかの属性がくすぐられます。
  10. 比叡山
    修論のフィールドワークの時とか、東側から何度も見ていたのに一度も登ったことが無い山。ケーブルカーと徒歩で超えてみたい。
  11. 旧山陰線(トロッコ)
    こちらも廃線属性がくすぐられますが、トロッコで有効活用されているのがさらに素敵。ただ、年末だと寒いかなぁ・・・
  12. 老ノ坂
    山城国と丹波国の国界で明智光秀が本能寺を目指したとか目指してないとか。
  13. 亀山城
    亀岡にあるのに亀山城。地図を見ると良い感じの町並みが残ってそうにも見える。

脚注

脚注
1 かろうじて鴨川デルタが(定義によっては)洛中(でいい?)