もし、私が主人公の”立花瀧” だったら、
たぶん、とてもつまらない物語になってしまったでしょう。
それは…
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それは、私が地理マニアだから(笑)
3年前に起きた人的被害を伴う隕石の落下という出来事を覚えていない筈はないのですけどね。
それを覚えていなかったとしても、あの特徴的な地形はすぐに覚えて、場所を特定→隕石落下に気づくの流れでしょう。
端的に特徴的な地形は、宮水神社のご神体(のある山の上)です。
火山の火口でもなく、山の上にこれだけ大きな凹地というのは普通はあり得ません。
新鮮な火山岩が無い(=火山の火口で無い)こんな変な地形を目にしたら、三葉の名前は仮に忘れたとしても、違和感のある地形(と地質)は確実に胸に刻み込まれます。絶対に、地理院地図を見て場所を特定してしまうでしょう。というか、こんな変な地形だったら、地理院地図を見るまでもなく知っている可能性もあります(笑)。
ご神体の場所以前に、岐阜県飛騨地方であれだけの湖(糸守湖)という時点で場所は間違えなく…
そんなわけで、私が立花瀧だったら、地形から場所を特定してしまって、物語は面白くなくなってしまうでしょう。
記事中の画像は、Youtubeの予告編2から引用させて頂きました。